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パレスチナ

授業を望むパレスチナの子どもたち

(615-04)
[東京 1・13 ENI03-0009=ルーテル・アワーPS/2003年]

 世界中の子どもたちにとって、1月は、クリスマスと新年の休暇を終えて学校に戻る時期。パレスチナ自治区であるヨルダン川西岸地区のラマラでも同じように授業は始まった。しかし、すぐそばのベツレヘムでは、夜間外出禁止令がいまだに敷かれ、学校は閉鎖されたまま。ラマラの学校も、いつ閉鎖されてもおかしくない状況におかれている。イスラエル軍は、夜間外出禁止令を理由に、家に戻るようにいつでも命令でき、それに従わない者はたとえ子どもであっても拘留される。

 外出禁止令を使い、イスラエル軍は徹底した武装勢力の摘発や、反イスラエル運動(インティファーダ)に加担する者の捜索を行っている。イスラエル人社会を狙う自爆テロ犯は、しばしば若者であることから、パレスチナ人の若者が摘発の対象とされている。

 ヨルダン・パレスチナ福音ルーテル教会が運営する6教育機関のひとつ、ラマラ・スクールのアブ・ガザレ校長によると、ラマラ・スクールはイスラム教徒とクリスチャンが宗教の壁を感じずに共に学び、授業も英語、アラビア語、ドイツ語で受けられる非常に良質な学校だった。しかし、昨年は4カ月の間に2週間も閉鎖しなくてはならなかったという。パレスチナ教育省によると、2001年度パレスチナ自治区では生徒216人が殺害され、2514人が負傷。164人が逮捕されたという。教職員では17人が殺され、71人が逮捕された。1000校以上が少なくとも3週間継続して閉鎖されたという。

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