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欧州

女性の売買対策に教会乗り出す

(612-08)
[東京 12・18 ENI02-0459=ルーテル・アワーPS/2002年]

 ヨーロッパでは約10万人の女性が南部・東部地域から西側(EU諸国)に、半ば強制的な結婚、労働、売春などにより、移動していると見られ、教会はこれまで個別に救助活動をしてきたが、各団体がヨーロッパ全体で共同してネットワークを作り、これらの女性への救援組織を強化することになった。この「女性売買に対抗するクリスチャン・アクション・アンド・ネットワーキング(CAT)」により、すでに国際的なネットを持っている犯罪組織に対して、抵抗できる情報が得られると期待されている。

 各国の教会の団体は、個別にはすでに大きな成果を挙げているが、全欧をカバーする新ネットワークにより、女性への支援だけでなく、個別の団体が持つ経験や知識をわかち合い、地元警察との協力、学校での女性関連の教育にも役立てたいとしている。カトリック教会系のカリタス・ヨーロッパと連携してこの問題に取り組んでいる「教会の欧州移民協会」ドリス・ペシュケ総幹事は、CANの創設により、地元のレベルでも女性問題に取り組む教会の活動が効果的に遂行され、またこの問題が認知されやすくなると説明している。

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