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米国セクハラ容疑の枢機卿、辞職 |
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ローマ・カトリック教会ボストン大司教区のバーナード・ロウ枢機卿(71)の辞職は、米国中のカトリック教会を巻き込んだ性的スキャンダルの幕引きへの第一歩となった。しかし、教会改革と被害者救済らの最終目的は、まだ遥か先というのが一般的な見方だ。 「司祭による性的虐待被害者ネットワーク(SNAP)」のバーバラ・ブレイン代表は「ロウ枢機卿の辞職で、自動的に何の苦労もなく教会に輝かしい新しい日々がもどってくるわけではない」と厳しく批判する。ボストン大司教区では、薬物の使用、修道女希望者や未成年者への性的虐待、他の司祭による不品行も黙認されていたことが、調査により明らかになった。さらに、米国でも最大規模の同司教区は、多数の虐待の損害賠償訴訟のため、破産申請せざるを得ない状況に直面している。 13日に辞職届を提出したロウ枢機卿は「私の辞職により、大司教区に、癒し、和解、一致がもたらされることを望む」と述べた。ロウ枢機卿はローマ法王ヨハネ・パウロ二世に最も信頼されていたひとりだったが、法王はこの辞職届を受理した。ボストン大司教区では、リチャード・レノン補助司教が暫定的にロウ枢機卿の後任を務める。
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