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ウガンダ・ケニア

ウガンダとケニアの教会が家畜泥棒対策で協力

(611-04)
[東京 12・5 ENI02-0444=ルーテル・アワーPS/2002年]

 ケニア北西部とウガンダ北東部に広がる地帯では、何世紀にもわたり家畜泥棒が横行してきた。ケニア・ウガンダ両国の教会は11月下旬、家畜泥棒根絶をめざしたパイロット・プログラムに調印した。ケニア・キリスト教協議会のムタワ・ムシイミ総幹事とウガンダ合同キリスト教協議会のグレイス・カイソ議長がこれに署名した。

 ウガンダのカラモジョング、セベイなどの地区とそれに隣接するケニア側のツルカナ・ポコット地区などで、家畜泥棒が横行してきたが、それを抑制する機運はこれまでまったくなかった。しかし、近代的な武器により、女性や子どもなど罪のない住民にまで被害が及ぶようになり、多数の死傷者を出すようになった。暴力の現場を過去10年間目撃してきた平和運動家のモーゼス・マシンデ氏は、「家畜泥棒への憎しみは隣人とは思えないほどすさまじい」とその根の深さと残虐さを指摘している。

 この「パイロット平和プロジェクト」は1年間実施され(その後はアセスメント中心)、予算は17万米ドル。食料支援と平和構築を重視した同プログラムには、今後スーダン・キリスト教協議会の参加も予定されている。

 ケニアとウガンダ国境にまたがる総面積4万平方キロメートルの家畜泥棒発生地帯では、家畜の襲撃用や自己防衛用にAK−47sライフル(カラシュニコフス)など、殺傷力の高い武器が出回っている。特にウガンダ・カラモジョング地区は襲撃により、8万人が家を追われた。

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