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ドイツ

2監督がプロテスタント団体の結成を示唆

(609-03)
[東京 11・26 ENI02-0429=ルーテル・アワーPS/2002年]

 プロテスタント教会の2人の監督が、世界のプロテスタント教会の声を結集するためには、新たな世界規模の団体を結成する必要があると語った。ハノーバーのマーゴット・カエスマン監督とベルリンのウォルフガング・ブーバー監督が、11月初旬のドイツ福音教会総会でこのプランを提案したもので、これは現在の世界教会協議会(WCC)への不満の表れと見られている。

 カエスマン監督は今年9月のWCC中央委員会で、正教会との共同の礼拝のあり方をめぐり、WCCの中では、エキュメニカルな礼拝は不可能として、理事を辞任した。「WCCがエキュメニカルな運動で後戻りをするべきではないし、WCCはその牽引車としての役目があると信じている。もしさまざまな宗派がその違いを語り合うフォーラムとしてこの団体が機能するなら、宗教改革の教会が、WCCのなかで共に連合を組むことは意味がある」と内部変化を求めた。カエスマン監督が意図した世界規模の教会の連合とは、16世紀の宗教改革で生まれた、ルーテル教会、改革派教会、それに合同教会を指し、それらは、正教会やローマ・カトリック教会との関係も積極的に進め、またグローバリズムについても共通の声を持っている教会だという。そして、2006年のWCC総会まで、プロテスタント教会の世界的な連合結成は待つべきだと語った。

 一方WCCのコンラッド・ライザー総幹事は「正教会にWCCが屈したのでも、問題を先送りしたわけでもない。カエスマン監督が述べたのは、WCCの中では共同の祈りは可能だが、エキュメニカルな礼拝はできない」ということで、「さまざまな形式を取り入れた祈りはこれからも可能だ」とWCCの役割を強調した。

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