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11月3−7日、南アフリカで世界ルーテル連盟(LWF)の会議「預言的ディアコニア−世界の癒しのために」が開催され、ルーテル教会、関連団体、社会福祉団体の代表約80人が出席した。会議では、教会のディアコニアのあり方をめぐり「貧困問題は慈善だけでは解決できない」との意見が相次いだ。また、最終日には、「貧しき者からの搾取によって富を享受している人こそ裁かれるべき」とし、「物質的に恵まれた人々は権力を放棄し、神の恩恵に感謝すべき」と結ばれた。さらに、世界が直面する「貧困」「暴力」「エイズ」問題に、教会がもっと積極的に取り組む必要性が強調された。
フィンランド福音ルーテル教会のタピオ・サラネヴァ氏(フィンチャーチエイド代表)は、「貧困問題を貧困者だけの問題とする現在の理論には限界がある。問題解決には新たなパラダイムが必要」と語った。この新たなパラダイムとして注目されているのが、「貧困と富」の関係。同氏によれば、世界人口の20%を占める富裕層は、同20%を占める貧困層より78倍収入が多い。貧困問題の解決には、「貧困者をさらに貧しくさせている富裕者(国)による経済的搾取、つまり『富の偏在』に焦点をあてることが必要」と訴えた。
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