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国際

キリスト教とイスラム教との対話開催

(605-08)
[東京 10・16 ENI02-0360=ルーテル・アワーPS/2002年]

 3日間にわたる国際宗教間対話会議がジュネーブで開かれ、キリスト教とイスラム教との対話は、その違いを互いに尊重しあいながら、直視することを求めるべきだとの意見が相次いだ。シシリアのカソリコス・アラム一世は、「宗教的帰属意識は倫理・文化的な帰属意識よりも強い。宗教の帰属性は人々の間に壁を作るが、私たちはその壁に負けてはいけない」と語った。

 世界教会協議会(WCC)主催のこの会議はイスラム教が多数を占めるイラン、リビア、ナイジェリア、サウジアラビアと、キリスト教が多数を占めるヨーロッパ、北米などから、宗教指導者や政治家を招待し開催された。テーマは「対話におけるクリスチャンとイスラム教徒と将来」。

 会議のなかで「教えの違いだけでなく、道徳、社会的価値という重大な両者の違いを、簡単に妥協するという誘惑に陥ってはならない。むしろ私たちにはこのような違いを受け入れる勇気が求められている。なぜなら多方面で両者は異なるのだから」とアラム一世は語った。

 一方イスラム会議のアブデロウアヘド・ベルケジズ総主事は、近代教育により両宗教の違いは次第に克服されてきていると述べ、「この違いは確実に少なくなっている。特に聖典に属する人々とその後継者たちは、同じ源にたっていることも確実だ」と述べ両宗教の共通点を強調した。

 この会議は、米国同時多発テロ後、アッシジ、アトランタ、カイロ、ヨハネスブルクで開催されており、WCCにとってもこの会議は最重要なプロジェクトの一つとなっている。

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