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インドダリット殺害に教会が抗議 |
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10月16日、インド北部のハリヤーナー州で、牛殺しの疑いをかけられた5人のダリット出身の若者が、数千人の暴徒に殴り殺されるという事件が起きた。暴徒は若者たちを警察署の前まで連れて行き警官や政府関係者らの前で殺害しており、教会や人権団体は行政側の怠慢を激しく非難している。日刊紙インディアン・エクスプレスによると、5人は普通の売買目的で、死んだ牛の皮をはいでいたところを目撃され、それがいつの間にか「彼らが牛を殺した」と伝わったとみられている。ヒンドゥー教では、牛は聖なるもので、牛の殺害をめぐる暴動は度々起きている。 インド教会協議会(NCCI)は18日に声明を発表し、暴徒や傍観していた警察官などを厳しく糾弾するとともに、犯人逮捕を強く求めた。インド・ダリット人権委員会(NCCIとカトリック教会も参加)も同じく声明を発表した。しかし警察が容疑者を逮捕したという情報はまだない。一方、ヒンドゥー原理主義団体「ザ・ビシュヴァ・ヒンドゥー・パリシャド」は「牛の命は人の命より尊い」として今回の殺人を正当化する発言をしている。また、主要な政治政党は、被害者の遺族への慰問にかけつけた。野党・国民会議派のソニア・ガンディー党首は被害者の家族に各10万ルピー(約2080ドル=約26万円)の見舞金を贈った。
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