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インド

クリスチャン活動家、反カースト差別の国連決議案を歓迎

(600-08)
[東京 9・9 ENI02-0283=ルーテル・アワーPS/2002年]

 8月22日、国連の人種差別根絶委員会は、インドのカースト制度をはじめて人種差別と認める決議案を採択した。インドで反カースト制度運動を指揮してきたクリスチャン活動家らはそろって国連決議案を歓迎しており、インド・キリスト教協議会でダリット問題に取り組んできたY・モーゼス事務局長も「ついに努力が実を結んだ。ダリットに対する議論が政府を巻き込んで国内で活発化できる」と語った。

 ダリットはカースト制のインド社会で最も地位の低い人々で、今日でも、インド社会でさまざまな差別を受けている。キリスト教の社会活動グループは、昨年9月、国連の反人種差別会議(南ア、ダーバン)期間中、カースト制を人種差別として認めるよう国連に強くアピールしたが、国外からの圧力を嫌うインド政府はこれに猛反撃し、カーストを国連で取り上げる案件は棚上げされていた。

 「全国ダリット人権運動」の世話人で、国連同委員会メンバー(18人)でもあるポール・ディバカー氏は、「国際世論の形成やインド政府との話し合い、国連の国際支援活動など、あらゆる面で今後の反カースト運動にとって強力な武器となる」と大きな期待を寄せている。

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