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改革を振り返ることが、ルーテルの輝かしい未来を作る

(600-04)
[東京 9・6 ENI02-0282=ルーテル・アワーPS/2002年]

 ルター主義をグローバルに考察した歴史書『ルター主義の歴史』(フォートレス・プレス出版局より近日出版予定)の著者、エリック・グリッチ氏(71)が「教会が改革について強い自信を持ち、未来に目を向ける姿勢があれば、伝統を背負った教会の未来は明るい」と述べた。

 教会史学者で、ペンシルベニア州のゲティスバーグ・ルーテル神学校の名誉教授でもあるグリッチ氏のこの本は、宗教改革によってルーテル教会が生まれ、その後の信仰的アイデンティティの展開、ヨーロッパや北米での成長、20世紀に入ってのエキュメニカル運動の経緯をたどっている。

 同氏はまた、ローマ・カトリック教会がヒエラルキーを神聖視していることや、第二次大戦中に多くのルーテル信徒が信仰への忠誠をドイツ政府やヒトラーへの忠誠にすり替えてしまったことなどを挙げ、「クリスチャンが多く集まるところにも、常に過ちは起きる。その度に改革の必要はある」と述べた。同時に、ルター主義は、停滞でなく、常に将来への歩みの中にその存在の意味があり、将来もその指導性が発揮できると述べた。

 現在、世界中でルーテル信徒は6400万人。うち3700万人はヨーロッパにいるが、現在最も成長著しい地域はアフリカで、1050万人の信徒がいる。

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