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ドイツLWF理事会でクラウゼ議長が挨拶 |
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世界ルーテル連盟(LWF)理事会が9月10日ドイツのヴィッテンベルクで開催された。LWF議長のクリスチャン・クラウゼ監督は、開会の挨拶で、理事会をルターゆかりの地で開催する意味を説明した。当初LWF理事会はエルサレムでの開催が予定されていたが、パレスチナとイスラエル間の政治的・軍事的緊張から、急きょ、ドイツでの開催になった。 ドイツの洪水被害により、ヴィッテンベルクを含む旧東ドイツ地域は大きな災害に直面しているが、この困難にもかかわらず、開催に協力してくれた地元教会、ザクセン・アンホールト州知事、ヴィッテンベルク町長に、同議長は感謝を述べた。 今回の理事会は、2003年にカナダで開催されるLWF第10回総会の準備会合の性格があり、そのため各種の報告や提案が審議される。特にLWF総会のテーマに関係して、暴力についてクリスチャンは強い抵抗を今こそ示してゆく必要があると同議長は述べた。また、8月末に南アフリカで開催された環境サミットでの議論は、自然への破壊、暴力、不正義と解釈すべきで、温暖化抑制などでの米国の消極的なかかわりを批判した。 また、9月11日を迎えるにあたり、世界の教会は政治的発言から一線を画し、メディアについても批判的な目を向けて行くべきだと述べた。「悪の枢軸」でなく、教会は「希望の枢軸」となるために、神の慈しみに信頼を置いて働くように議長は出席者に勧めた。「政治やメディアは、米国でのテロを宗教間の対立という構図で描こうとする意図を持っている。結果的にイスラム教とアラブに対しては敵対的な発言が取り上げられているが、教会はこのような方向に便乗しないことが重要だ」と語り、インドネシアで、教会がイスラム指導者と対話を進めている例を紹介した。 さらにカナダのウィニペッグでの2003年LWF総会は、「世界の癒しのために」というテーマで開催されるが、これには女性への暴力に対しての「否」が、重要な議題になることは明確だと述べ、またエイズ問題についても、この病気との闘いが、女性や子どもを守るための医学的闘いだけでなく、その地域の文化との闘いでもあるとして、この病気を弱者への暴力と認識することが大切だと語った。
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