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600号を記念して |
[LHPS編集長:湯口隆司]
1990年代は、世界の大きな変化の10年でした。インターネットにより、より早くかつコピーが国境を越えて団体間だけでなく、個人から個人に到達できるようになり、また写真や動画もテキスト同様にデジタルで配信されるようになってきました。 しかし、実際のキリスト教のニュースは、多くの場合、発信者が現場で取材するという、ニュース記事の基本から発していることが大きな特徴と言えます。マスには載らない、しかし、地に足をしっかり据えた記事を、読者に送れるからです。 ゲートキーパーとしての私の責任も感じるようになりました。毎週、翻訳できるニュースの数は限られていますので、どの記事を訳すかはとても難しい作業となります。奇抜性にとわられすぎないように、かつ読まれる記事をといつも考えつつニュース選択をしています。 その中でどうしても個人的な関心が取捨選択に表れてしまいます。読者の方々はすでにお気づきと思いますが、人権、宗教の自由、経済的差別と暴力などです。これらグローバリゼーションの中に多くの場合埋没してしまう記事を、LHPSではあえて、キリスト教の核として、この視点は固辞してゆこうと考えています。 世界のキリスト教ニュース配信の先輩である郡山千里氏とは、かねがね日本発のキリスト教ニュース配信の必要性について話し合っていますが、これは次の英語を自由に操る若い世代の課題となるでしょう。LHPSは、世界のクリスチャンの信仰と生活を少しでも多く、早く、確実に皆様にお届けすることが大切な役目と自負しております。今後ともご批判とご支持を読者の皆様に期待しております。
内容は、湯口さんが言われるように人権、宗教的差別、経済格差、国際紛争などを最初からずっと扱っています。それらを取り上げることができるのは、それらすべてにキリスト教が何らかのかかわりを持ち、あるいは持とうとしているからです。キリスト教関係のニュースに限定しているはずなのに、気がつけばあらゆる国の、政治のトップから国民の最下層にまで話は及んでおり、キリスト教のみならず、宗教の網羅する範囲の広さをいつもひしひしと感じています。 |
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