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フィリピン「エホバの証人」信者が誘拐・処刑 |
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8月20日、フィリピン南部ジョロ島のパティクル町で、車で移動中のフィリピン人8人(男4、女4)が誘拐され、男性2人(イスラム教徒)はまもなく釈放されたが、残る6人は全員「エホバの証人」の信者で、男性2人は打ち首、女性4人は今なお捕虜として監禁されている。世界福音同盟の宗教の自由部門のニュースによると、犯行グループは、イスラム武装グループ「アブサヤフ」と見られており、身代金の要求もない。処刑された2人のうち一人は「主任教師」で、遺体は、ジョロ島の陸軍基地近く(21日)と市場(22日)の2カ所に放置され、「アラーを信じない者は同じ目にあう」との脅迫メモが添えられてあった。 捕虜として監禁されている女性4人についてもいまだ身代金要求はなく、アラビア語と地元方言で書かれた脅迫状には、コーランの一節の引用と、今回の犯行を「ジハード」と宣言している。比政府は、軍の3連隊を現地に派遣、アブサヤフの一斉捜索に乗り出している。 アブサヤフは、「アル・カイーダ」と関係があるとされ、1990年代半ば以降は、身代金目的の窃盗団として、他のイスラム原理グループから非難されてきた。しかし、ジョロ・バシラン地区におけるクリスチャン・十字架の一掃や、米国同時テロ犯の一人ラムジ・ヨーセフ容疑者の釈放など、これまでも宗教的要求を行い、今回の事件は「アブサヤフが宗教に再び力を入れ始めた証拠」との警戒の声もあがっている。
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