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パキスタンイスラム冒とく罪のクリスチャン無罪に |
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下級審でイスラム冒とく罪により死刑判決を受け、最高裁へ控訴していたクリスチャンのアユブ・マシー被告の無罪判決が、8月15日最高裁判所より出た。 マシー被告は、隣人のイスラム教徒に対して、サルマン・ラシディー著の『悪魔の詩』を肯定的に話したとして、イスラム教冒とく罪に問われ、1996年に逮捕。証言の信ぴょう性は極めて低かったが、98年4月に死刑判決を受け、昨年7月に最高裁へ控訴。同国で冒とく罪の審理が最高裁まで行ったのはマシー被告が初めて。過去、イスラム冒とく罪で被告となったクリスチャン5人と、無罪判決を出した裁判官2人が殺害されている。 今回の判決について、パキスタン長老教会のサルダー・フェロゼ・カーン議長は、「現在裁判中の他の被告にも、希望の光が見えてきた」と述べた。またカトリックの「正義と平和委員会(NCJP)」のワシム・アンソニー委員は、冒とく罪はほとんどの場合、利害関係が絡んでおり、今回の事件でも、原告のムハマド・アクラム氏は、マシー被告が逮捕後、彼の自宅を占拠してきた、と説明し、冒とく罪が、宗教でなく、利害関係で用いられるケースが多いと指摘している。
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