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ケニア元大主教の妻の火葬、教会内で賛否両論 |
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ケニア聖公会のマナッセス・クリア元大主教の妻(73)が、7月6日、亡くなり、故人の遺志に従い、2日後、親族の見守るなか火葬にされた。ケニアでは、過去20年間の火葬はたった2例で、火葬の是非をめぐり、教会も巻き込む大議論に発展している。ケニアでは、「アフリカの伝統に反する」として、多くの人々が火葬に強い拒絶反応を示している。これに対し、ケニア聖公会のピーター・ヌジェンガ主教は、7月8日に行われた追悼礼拝で、「火葬を人体への拷問ととらえるのが一番の問題。墓地が不足気味の昨今、火葬に対する認識を変えることも必要」と火葬への理解と支持を訴えた。 一方、独立教会系のフィリップ・チェルール牧師は、「アフリカ人である以上、火葬を認めるべきではない」と反発。また、ナイロビ大学のピーター・ムモ講師(宗教学博士)は、「アフリカのクリスチャンが土葬に固執するのは、死者の復活信仰が強いため」としながらも、「火葬はアフリカの世界観と反する」という考え方を否定、クリア一家の勇気ある決断を称えた。 火葬をめぐるさまざまな議論に対し、クリア元大主教の後任であるデビッド・ギタリ現大主教は、「故人の遺志を尊重した一家の決断を否定するつもりはない」と、教会の柔軟な姿勢をアピールしている。
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