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英国

新カンタベリー大主教に、期待と不安

(596-07)
[東京  7・24 ENI02-0208=ルーテル・アワーPS/2002年]

 次期カンタベリー大主教になるローワン・ウィリアムス大主教について、英国のマスコミは大きく報道している。これはウィリアムス大主教が、人々を動かす力強さをもった人物であると同時に、急進的な姿勢をたびたび見せているためでもある。

 デイリーテレグラフ紙は「大主教は、同性愛行為、女性を聖別して主教にすること、離婚経験者が再び教会で結婚式を挙げることなどを認め、欧米によるイラク攻撃、子どもを巻き込む商業主義を非難するなどの急進的な考えをもっている。そのため、英国国教会は分裂の可能性も出てきたと危惧する声もあがっている」と報じている。

 ガーディアン紙は「知識の面でも、望まれる資質はすべて備えている人物。霊的にもすばらしい指導者」と賞賛した。ザ・タイムス紙は「英国国教会は、物議をかもすような問題を避けてきた感があるが、ウィリアムス大主教は、教職者の義務としてあらゆる道徳的問題に臆することなく向かっていくだろう」と述べている。デイリーメール紙は「ウィリアムス大主教は、社会的にはリベラルだが神学的には極めて正統派。米国の資本主義を痛烈に批判することはあっても、教義についての大主教の見解には誰も疑問を挟まないだろう」と述べた。また、各紙解説担当者は、ウィリアムス大主教を任命したブレア首相を称賛している。

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