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ノルウェー政府、クローン治療禁止法案を議会に提出 |
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ノルウェー政府は、医療研究のためヒトの胚芽細胞を製造する臓器移植クローンの行為を禁止する法案を、7月5日議会に提出した。政府は、研究目的のクローン人間誕生の危険性を指摘するとともに、「ヒトのES細胞を作るのにクローン技術を使用することは倫理的な問題だけでなく、研究目的のために人の生命を誕生させることだ」と警告している。同法案では、ヒトの胚を使った研究も禁止の対象としている。 ルーテル牧師でもあるヒェル・マグネ・ボンデビック首相(キリスト教民主党)率いる中道連立政権は、医療における幹細胞研究の重要性を認識したうえで、「幹細胞は、胚からでなく大人からも採取され、大人の幹細胞を使った研究には、倫理面からも支援する」と表明している。 ES細胞は、人体すべての細胞の基となる胚を作る過程で親細胞として機能する。大人からも採取できるが、その数は非常に限られている。研究者らは、ES細胞が、糖尿病や心臓病、脳腫瘍などの治療に飛躍的な前進があると期待している。 クローンについての議論は、今や生命の意味にまで広がる大議論。クローン動物はすでに誕生しているものの、ヒトへの応用はまだない。ノルウェー政府は、今年後半にも法案を議会に提出する予定。
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