38:2 これは何者か。
知識もないのに、言葉を重ねて
神の経綸を暗くするとは。
38:3 男らしく、腰に帯をせよ。
わたしはお前に尋ねる、わたしに答えてみよ。
38:4 わたしが大地を据えたとき
38:16 お前は海の湧き出るところまで行き着き
深淵の底を行き巡ったことがあるか。
38:17 死の門がお前に姿を見せ
死の闇の門を見たことがあるか。
38:18 お前はまた、大地の広がりを
38:19 光が住んでいるのはどの方向か。
暗黒の住みかはどこか。
38:20 光をその境にまで連れていけるか。
暗黒の住みかに至る道を知っているか。
38:21 そのときお前は既に生まれていて
人生の日数も多いと言うのなら
これらのことを知っているはずだ。
38:22 お前は雪の倉に入ったことがあるか。
38:31 すばるの鎖を引き締め
オリオンの綱を緩めることがお前にできるか。
38:32 時がくれば銀河を繰り出し
大熊を子熊と共に導き出すことができるか。
38:33 天の法則を知り
その支配を地上に及ぼす者はお前か。
38:34 お前が雨雲に向かって声をあげれば
洪水がお前を包むだろうか。
38:35 お前が送り出そうとすれば
稲妻が「はい」と答えて出て行くだろうか。
38:36 誰が鴇に知恵を授け
誰が雄鶏に分別を与えたのか。
38:37 誰が知恵をもって雲を数え
天にある水の袋を傾けるのか。
38:38 塵が溶けて形を成し
土くれが一塊となるように。
38:39 お前は雌獅子のために獲物を備え
その子の食欲を満たしてやることができるか。
38:40 雌獅子は茂みに待ち伏せ
その子は隠れがにうずくまっている。
38:41 誰が烏のために餌を置いてやるのか
その雛が神に向かって鳴き
食べ物を求めて迷い出るとき。