歴史は繰り返す

 人は歴史的教訓から多くのものを学び、将来に生かそうとします。ところが、過去の大きなあやまちを繰り返してきた歴史が、今の時代にも再び繰り返されることがあるのです。

 今日の聖書日課は「わたしがエジプト人をどのようにあしらったか、どのようなしるしを行ったかをあなたが子孫に語り伝え、わたしが主であることをあなたたちが知るためである」(2節)と記されています。出エジプトの出来事を通して神さまが人々に与えられた教訓は、第一に神さまの言葉を拒み、神さまに背を向ける歩みはいずれ滅びること。2番目にイスラエルの民を奴隷の苦しみから神さまが解放されたことを、後の世まで忘れてはならないと言うことです。

 ところが、その溢れる恵にあずかったイスラエルの民も、やがて神さまに背を向けることとなるのです。私たちも神さまの豊かな恵をいただきながら、時として不平不満を口にして、神さまに背を向ける者です。人生が思うに任せない時、不満でやるせない時こそ、もう一度救われた時の喜びを思い起こそうではありませんか。


祈り