夜明けは近い

 私たちは人生の中で、多くの苦難や試練に出会います。その試練と苦難のなかで、私たちは真剣に神に祈り、聖書を通してその試練から逃れる道を探そうとします。ところが、どういうわけか周囲の状況が良くなるどころか、益々厳しい状況に追い込まれ、信仰生活を前向きに考える意欲をなくすことがあるのです。

 今日の聖書日課もイスラエルの民の姿を描写して「彼らは厳しい重労働のため意欲を失って、モーセの言うことを聞こうとはしなかった」(9節)と記しています。彼らもまた信じることに意欲を失いました。

 「夜明け前が最も暗い」と言う言葉があります。私たちを襲った試練や苦難は峠を越えて、明るい朝が来ようとしているにも関わらず、私たちは周囲の状況を見て絶望し、信仰の意欲を失うことになりかねません。しかし、神さまは絶望の淵から私たちを必ず引き上げてくださいます。私たちが苦難のどん底にあるとき、喜びと希望に満ちた人生はすぐそこまで来ているのです。


祈り