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人は反抗期を通して成長していきます。今まで親のいいなり、大人のいいなりであった生き方を変え、自己主張しはじめる、それが反抗期です。この反抗期には、対立や戦い、自分の中で葛藤の起こる大変な時期ですが、この反抗期がなければ、いつまでも奴隷のような生き方をしていくでしょう。 このルツ記は士師が世を治めていた時代でした。士師の時代のイスラエルは、奴隷時代を終えて、文字通り自分の立つべき場所を造っていく、つまり自分の立場を確立していく時代でした。その為に、周りの民族と対立したり、自分自身の中で葛藤を積み重ねながら、自分の居場所を見つけていく思春期の入り口のような時代です。 しかし、ただ対立し、自己主張していくだけでは、本当の成熟には至りません。反抗し自己主張していきながらも、やはり人に助けられて生きている自分にも気づくことによって、本当の成熟へと向かいます。 この時代にイスラエルは飢饉に襲われます。イスラエルの一つの家族は、今まで争いを繰り返していた異邦の地モアブの野に移り住んでいきます。対立とは違う異邦人との新しい関係を作っていきます。 |
●祈り