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父ギレアドの正式な妻の子どもではなく、肩身の狭い思いをして育ったであろうエフタは、成長すると遂に追い出され、ひとりトブの地に身を置くのでした。ここで彼は、ひとかたまりの集団の長として、行動し始めました。エフタの胸の内には、この地で、この立場で生涯を送ることになるかも知れないという、漠然としつつも、青写真が出来上がっていたかも知れません。 しかし、神さまのなさることは、人間には分かりません。アンモン人が戦争を仕掛けてきたことによって、ギレアドの長老たちから、勇者エフタに思いもかけないお呼びがかかったのです。 自分など必要とされていないと思っていたのに、今度は戦争の指揮官になってくれと頭を下げてやってきました。エフタの心中は複雑であったでしょう。私たちに、神さまのなさるすべてを知ることなどできません。何時、どこで、エフタのように思いがけないお呼びがかかるか分かりませんが、信仰によってその準備をしておきたいものです。あなたはその準備ができていますか。 |
●祈り