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旧約聖書には、黙示文学と呼ばれる書がいくつかあります。その一つがダニエル書ですが、その7章13節に「人の子」のような者が天の雲に乗って来ることが記されています。今日の日課の30節の「人の子」は、ダニエル書の場合と同じ意味で「メシア・救い主」のことです。福音書では、イエス様がご自身のことを「人の子」と自称しておられます。 終末の到来の時に、イエス様が「雲に乗って」再臨されるという描写を読むと、わが国の古典文学「竹取物語」の「かぐや姫」を思い出しますね。かぐや姫が雲に乗って月に帰る、という幻想的な場面です。イエス様の再臨は幻想ではなく、事実起きるできごとです。 イエス様の再臨がもたらす「悲しみ」と「喜び」が30、31節に書かれています。30節の悲しみは「胸を打ちたたく」悲しみであり、救い主を受け入れなかった人々の後悔の大きさが感じられます。しかし、ラッパの音を合図に天使たちが派遣され、全世界からイエス様の選ばれた人々が呼び集められます。再臨においても、悲しみと喜びのおりなすドラマが起こります。 |
●祈り