使徒ヤコブの日


最初の杯

 今日記念する使徒ヤコブは、ガリラヤ湖畔で最初の主の弟子として召されるまで、その兄弟ヨハネと共にペトロと同じ漁師で、12弟子の中ではペトロ、ヨハネと共に主の側近中の側近として登場する、使徒大ヤコブとも呼ばれる人物です。 彼は、今日の日課で母親が主に息子に特別の地位をと懇願したとき、主に《このわたしが飲もうとしている杯を飲むことができるか》と問われ、《できます》と答えたとおり、使徒言行録12の2によれば、12弟子の中で最初に主の杯を飲んだ、使徒の中で最初の殉教者です。その彼の殉教について、ある伝説は、彼は自分を告発した者を信仰に導き、殉教の間際にその告発者に洗礼を授け、共に斬首されたと伝えています。

 この伝説が正しいかどうか確かめることはできませんが、でもこの伝説から、最初の殉教者ステファノを除いて、使徒言行録が伝える初期の迫害で他の使徒たちは投獄されても、殉教してはいませんから、彼の信仰、彼のメッセージが炎のように強烈であったことが感じとれます。


祈り