自分さえよければの人生

 人は誰しも人生の途上でこの世の弱肉強食原理の中で他の人と競い合い、打ち倒して人生を歩もうとすることがあります。キリストの弟子たちもこの競争原理の中でイエス様がエルサレムで王になったあかつきには誰がイエス様に次ぐナンバー2の地位につくかで論争していました。

 イエス様はこの権力欲旺盛な弟子たちに対して《わたしについて来たい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい》と語られています。人を踏み倒してまで自分の欲望を成し遂げたいと願うことは最終的にはすべてを失うことをイエス様は語られています。自分だけがこの世で得をすることや、権力や富を手に入れることだけを考えるものは自分自身を見失い、神を見失い、やがては滅びに至るのです。

 キリストが人々に仕えるものとなって自らの命と引き換えに、私たちを活かすものとなられたように、私たちもへりくだり、自分だけが活きようとするのではなく、互いに仕えつつ、苦しみ、悲しみを担い合い、互いに活かしあう人生を送りましょう。


祈り