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体の不自由な人がいやされた話と、男だけでも4000人いた群衆にたった7つのパンと少しばかりの魚で満腹にさせたという2つの話です。2つとも、いわゆる奇跡のお話です。 奇跡物語を聞いたとき、私たちが不信仰に陥る2通りの態度があります。ひとつは「そんなことが本当にあったのか」というもの。そしてもうひとつは、「ああ、その話なら知っている」と新鮮な驚きを失うときです。どちらも、知識や理性の陰に、心が動かなくなってしまった姿と言えましょう。 群衆はイエス様のみわざを「見て驚き」、「神を賛美し」ました。そして、イエス様は大勢の群衆をご覧になって、「かわいそうだ」と心を動かされました。奇跡は天から突然降ってきたのではなくて、この激しく揺さぶられた心が原動力となって起こりました。 私たちの内に愛が宿る。それが奇跡の始まり、いや、それこそが奇跡そのものなのかもしれません。もう一度幼な子のような瞳で神のなさるみわざを確かめ、心奮い立たせていただきましょう。
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●祈り