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『木を植えた男』という本がひところ話題になりました。不毛の地に植えた種がやがて大きな森にまで生長し、何年もたって、その木々の緑によってたくさんの人が恩恵に与るお話です。 種をまく。ロマンあふれる行為です。 聖書はしばしば、御言葉の種、信仰の種が私たちの心にまかれたと表現します。それだけでも、わくわくしてくるような、嬉しいひびきではないでしょうか。 今日の御言葉を聞いて、私はよい地だろうかとか、あの人はまるで石地のようだとか、つい考えてしまいそうになります。でも私たちの誰もの中に、石だらけの時があり、茨にさえぎられる時があり、よい実をもたらす時もあるのではないでしょうか。たとえそんな私たちであっても、主はあきらめることなく、今日も種をまいてくださっている。そのことを覚えたいものです。 そして、このこともいつも思い出しましょう。「あなたはきっと豊かな実りをもたらす人だよ」そうおっしゃりながら、主が種をまいておられることを。
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●祈り