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昨年秋の教職者の集いで、講師の先生がおっしゃいました。 「クリスチャンの自叙伝の主語は『私が』ではなく『神が』でなくてはならない」。 もし初期のペトロが自叙伝を書いたら、おそらく「私が」ばかりの文章になっていたでしょう。 その彼が早い時期に「あなたはメシア(救い主)」という信仰告白をしたことは、彼にとってとても大きな意味がありました。 ペトロは人生を通じてこの言葉の確かさを学んでいったのです。イエス様を裏切ってゆるされたり、不思議な方法でヘロデ王の手から助け出されたりする中で彼は「私を救い出してくださったのは主だ」(使徒12章11)という確信をいよいよ強めていきました。 「自分には人を救う力も、自分を救う力もない。 主こそが救い主なのだ」と。 最後にペトロはエルサレム教会の偉大な牧者となりました。 自叙伝の主語を自分から神さまに変えた時、神ご自身がペトロを通して、傷ついた者を包み、弱った者を助けてくださったのです。
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●祈り