毒の言葉、慰めの言葉

 「口はわざわいのもと」と言う通り、ふとした一言で人を深く傷つけてしまうことがあります。

 22日の個所でイエス様はファリサイ派の人々から「悪霊の力によって悪霊を追い出している」と言われました。 その続きである今日の個所で、イエス様は「言葉」の罪に注意するよう教えておられます。 もしかしたらイエス様もあの言葉によってかなり心が傷ついたのかもしれません。

 私たちもファリサイ派の人々と同じ「まむしの子ら」です。 すぐ口から毒のような言葉を吐いて人とイエス様を傷つけてしまう。 もう私たちは何もしゃべらない方がましではないでしょうか。 いいえ、イエス様はそんな私たちの罪をよくご存じで、その罪を背負って十字架にかかってくださったのです。 主の血によってあなたの罪の毒素が抜き取られたことを信じてください。 あなたの唇も生まれ変わりました。 だから勇気を出して口を開きましょう。 毎日イエス様に感謝の言葉を語っていく時、人に対する言葉も、次第にその人を生かし励ますようなものになっていきます。 「ふとした一言が、いやしがたい傷に/ふとした一言が、天使のなぐさめに」河野進(高野勝夫編著『日毎の糧としての逸話365』神戸キリスト教書店刊より)


祈り