愛と勇気

 ファリサイ派の人たちが出した「安息日に病気を治すことは律法では許されていますか」という問いは、ずいぶん人間味のない、愛のない質問だと思わされます。 敬虔な宗教家なのに、どうしてこのような質問をする人がいるのだろうと感じます。

 しかし、前例のないことをする、ということの難しさを私たちも知っているのではないでしょうか。 当然こうすべきなのでは、と思いながらも、前例のないことをするのには勇気がいります。 ことなかれ主義、という姿勢をみんな批判しますが、自分はそんな生き方とは無縁だといえる人はどれほどいるでしょう。 この場面でも、新しい前例を作ったイエス様は、殺されようとしているのです。 イエス様は自分の命をかけて私たちを癒してくれます。 前例のないあなたのようなものを、前例のない仕方で、前例のない時に救い出してくださいます。 それはイエス様が私たちを大切に思う心から来るものです。 イエス様の愛の強さに信頼しましょう。 そして自分にも愛と勇気が与えられることを願いましょう。


祈り