|
何かの事情で、窮地に陥ったとき、私たちも、こんなふうに祈るかもしれません。「私を守ってください」「私の声に耳を傾けてください」と。そう祈ることができる人は、守ってくださる神さま、聞いてくださる神さまが、そこにおられることを知っている人です。つまり、信頼できる神さまを信じている人です。 この詩編にある《貧しい人》《乏しい人》というのは、人間の中で、最も弱い者のことです。 何の力もない者、何の役にも立たない者、今、窮地に陥っている私たち自身です。 けれども、その弱い者が、神さまを知っているなら、《あなたはわたしの神》と言えるなら、その人は、ただの弱者ではありません。信仰を持っているからです。 私たちの日常で、信仰が、ときには、ただの飾りものに見えることもありますが、信仰は力であり、武器でもあります。最後に、神さまの御前に座ることができる正しい人というのは、もちろん信仰を持っている人のことだからです。
|
●祈り