働く喜び

 日本の昔話の中には「わらしべ長者」「たにし長者」といった、ふとしたことで大金持ちになり、最後は働かなくても裕福に暮らす物語が多くあります。私も時々宝くじが当たって大金を手に入れ、毎日遊んで暮らせたら良いのにと思わされることがあります。

 今日の聖書日課には《働きたくない者は、食べてはならない》と記されています。

 テサロニケの教会へこの手紙が書かれた当時、一定の職業を持ちながら、その仕事を放棄して、他のクリスチャンから生活費や食料を無心しながら生活していた人がいました。彼らは働くことによって日々の糧を得ること。また、働くことを通してキリストの証人となるといったクリスチャン生活の基本を忘れ、信仰者の悪い模範となってしまったのです。

 労働は時として、多くのつらい経験を私たちにもたらします。しかし、その働きが社会を支え、神の栄光を現すものとなっているのです。どうか働くことを通して日々の生活が歩めることに感謝しつつ、キリストを証しするものとなってまいりましょう。


祈り