殉教者ステファノの日


あの愛の源

 韓国初代牧師のイ・キプン師は戦時中、日本の神社参拝強制に反対し、拷問の末、殉教しました。彼の最後の言葉は「神よ、この何も知らぬあわれな人々の罪をおゆるしください」でした。

 程度の差こそあれ、主の御名のゆえに苦しみを受ける、ということは現代でもあります。「なぜこんな目にあわなければいけないのか」「主よ、どうぞ相手に罰を与えてください」と祈りたくなるのも無理はありません。事実、歴代誌のゼカルヤは殉教する時「主が(迫害者たちの)責任を追求してくださいますように」と祈っていますし、こう祈ることを主はゆるしておられます。

 しかし人間の限界はそこまでですが、聖霊は私たちに奇跡をもたらします。「聖霊に満たされた」ステパノは殉教する時「主よ、この罪を彼らに負わせないでください」と叫びました。同じ霊を私たちもいただいています。聖霊の力によって私たちも、性格的な優しさとは関係なく、敵のために祈ることが出来るのです。ステパノのように、またイ・キプン牧師のように。


祈り