頼るべき名

 この友人は、ヨブに反論して、鋭い言葉を投げつけているのですが、神さまの摂理、世の中の道理とでもいうべきことを、よく言い表しています。

 栄枯盛衰と言いますが、この世の繁栄や栄光は、けっして永遠のものではないことを、私たちも知っています。あれほど強大だった国が、あれほどの偉大な王(君主)が、なぜ、あっけなく滅びたり消えたりしたのか、歴史は謎のように繰り返されてきました。

 そういうところに、人生の問題、世界の問題、天地宇宙の問題を、探ることもできます。

 しかし、私たちは、すべての問題の底にある、神さまとの関係をまず探ってみるべきです。

 《神に逆らう者》《神を無視する者》は、すでに、目標と、その方向とを間違えています。

 頼るべきものを見失っているために、飽くことを知らずに、滅びにまで突き進んでしまいます。失敗しないためにも、《ほかのだれによっても、救いは得られない》《救われるべき名は、この名のほかない》(使徒言行録4章12)ことを、心に刻んでおくことです。


祈り