ここもあそこも、神のもの

 《限度》とか、割り当てられた《範囲内で》とか、《領域》という言葉が繰り返されている段落です。

 牧師であれ、教師であれ、施設の職員であれ、親であれ、その人に任された群れがあります。そして、私たちは、おそらくそれぞれの信念に従って、その群れに関わろうとします。自分に任された領域に、異なる考えを持って横から口をはさまれると、素直に聞き入れられない心境になることがあります。共感いただけるでしょうか。

 自分の考えに自信を持つことはよいことであり、誇りを持つことはすばらしいことです。ただ、「私(たち)の領域」という気持ちが強すぎると、窮屈な空気が生まれることがあります。

 この世にあるものはみな、神の領域です。神さまから割り当てられた範囲や限度の中で、私たちは送り出されています。だからこそ、自分の思いをはるかに越えた神さまのみ旨がそこに現され、主を誇る思いが私たちの胸に残るよう心がけていくことを、この個所は教えているようです。


祈り